よくBSなんかで紹介されるだけあってかなり素敵で見応えのあるゴルド。バスとか出てると思うけど結構な山の上にあって生活は不便そう。
リュベロンでは常に怖い思いをした山道をもれなく冷や汗を流しつつ運転してよくわからないまま適当に車を停め、ものすごい傾斜の坂をのぼって中心街へいくと絵になる町が迎えてくれた。
リュベロン地方全体に言えることだけど、なんといっても建物の色のセンスが絶妙だった。 窓枠の色、ちょっとしたテーブルの色、鉢の色が石造りの建物とこれ以上ないというほど調和している。
観光自体は半日でできてしまう。よっぽど絵を描くとかでない限り。小さなパン屋、広場でのマルシェ、カフェレストラン、土産物屋に加えて、ギャラリーが多く見られる。ここまで来て絵を買っていく人がそんなにいるのだろうか。
教会の中も色がきれいだった。えらく年季が入ってボロボロで色んなところが剥がれており、その上カビのような嗅ぎ慣れない臭いまでしたが、それでも味があって素敵だった。とにかく暑かったので、石造りのひんやりとした教会の中に入るだけでもほっとする。
丘の上にあるので見晴らしはいい。展望台もあるが炎天下を歩き回った挙句木陰のない場所に長居する気にはなれず。かわいいパン屋で量り売りのクッキーなどを買い、しばらくぶらぶら。 全体的にぼこぼこの石畳と急な坂だらけなので、ちゃんとした靴をはかないと歩きづらい。