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パリ

夏は観光客だらけ。ベストシーズンはバラの咲く6月、一番閑散とするのは2月ごろ。

なんでもおいしく、美術館や教会だらけ、町全体が古い。人はスノッブ。メトロやバスでどこでも行けて便利。

paris paris seine

パリは美味しい、色使いやちょっとしたもののセンスがいい。歴史の中で培ってきたパリらしさに触れる価値はある。これだけは絶対言える。一度は行った方がいい。
けど、感じが悪い人はいっぱいいるし、接客業は客と対等、もしくは上から。汚いエリアもあるし、治安も悪い。
一言で言えば、自分が主体的でいること、大人としての責任と自信を持って行動することが楽しめるかどうかの分かれ道になると思う。良くも悪くも、誰かが何とかしてくれる町では決してない。

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パリの食事

サンジェルマンデプレ界隈は宵っ張りのパリジャンと観光客であふれている。 初夏になると日も長く、楽しそうな予感でわくわくしてしまってとてもじゃないけど帰る気になれない。 そんなときにおすすめなのがここ。

Da Rosa

Add: 62, Rue de Seine, 75006 Paris
Metro: Mabilon, St Germain Des Pres

2人で入って、

-クラブサンドイッチ(サラダ付)
-アーティチョーク
-生ハム(パン付)
-グラスワイン1
-スパークリングウォーター1
-エスプレッソ2

を頼んで、60ユーロ弱。
夕食の時間、でもそんなにがっつり食べるほどお腹がすいていない、というときに。
お客さんがおしゃれなので目の保養。スタッフは感じがいいし、英語も通じる。

da rosa huitre salon du the

パリでは新鮮な生ガキも食べられる。パンとバターとビネガーソースが一緒に出てくる。これも外せない。特に冬は。

またおしゃれなサロン・ド・テや気軽に入れるカフェ、と素敵な雰囲気の店には事欠かない。ケーキもティーポットもとにかく大きい。けど食器の選び方や色使いは一々参考になる。

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食べ物

おいしくて新鮮なサラダが食べられるのはこの上なく贅沢なことだと思う。
サラダを大量につくり、おいしいパンと食べるだけの簡単なランチが大好き。
材料はなるべくマルシェで買いたい。

•アボガド

スーパーで見るアボガドはイスラエルから来ていると書かれていることが多い。南米でよく見るのとは違う品種で、一回り小さい。日本で見るのと同じ。南米のはもっと水分が多くてフルーツっぽい。
食べごろではない青いアボガドには、新聞紙をかぶせるか、バナナやリンゴと一緒にしておくと早く熟していいらしい。マルシェで買うと、ちょうど食べごろのものを選んでくれる。

•トマト

マルシェのお姉さんがサラダにするなら絶対これよと勧めてくれた。太り過ぎのトマトって感じに見えるけど、たしかにそのままで食べるのがおいしい。ソースにするような小ぶりで楕円のものよりお高め。

•レタス

フランスでは「Salade」が葉物の総称らしい。「サラダ(レタス)ください」というと「どのサラダ?」と言われるので、「小さいやつ」とか「真ん中の」とか指さして伝える。有機栽培されているので土や小さい虫がついていることもある。ボウルに水をはって、1枚ずつ水の中でふって水を切る。

•マッシュルーム

きれいで新鮮で、日本に比べるとすっごく安い。スーパーでなくマルシェで買ったほうが状態がいい。

•モッツアレラチーズ、カマンベールチーズ

Monoprix(比較的高級なスーパー)はPBのBio(オーガニック)製品にめちゃくちゃ力を入れている。2€も出せばBioのおいしいチーズが食べられるし、もっと出せる人にはもっとおいしいチーズが待っている。

•オリーブオイル

日本より安めなのでじゃんじゃん使う。オリーブはスペイン、イタリア、ギリシャから輸入しているし、フランス国内でもプロバンスあたりでとれる。

•パン

バゲットは1本1€以下で買える。焼き立てを買ってきてサラダと一緒に食べるか、日がたって固くなったものなら小さく砕いてサラダに入れてしまう。パン屋に行列ができる時間帯に並べば、たいてい焼き立てが出てくる。まだあったかくて、ティッシュくらいのサイズの薄紙で真ん中をくるっと巻いて、そのままくれるので、そこを持って、先っちょをちぎって食べながら帰宅。こちらでは食べながら歩くことは下品ではない。買いに行くときは大体おなかがすいているので、ちょこちょこ食べつつ帰る。
パン屋によっては薬品のにおいがするバゲットを出していることもあり、シンプルなだけに差が激しい。おいしいパンが近所で買えるということは生活の質を上げる。どんなにお金を出してもまがい物のバゲットしか買えない国だってあるのだ。

ある日20時の閉店2分前に近所のパン屋に駆け込んでみたら、案の定バゲットはなかった。棚もほぼ空っぽ。商品は2つしかなかった。そのひとつがイチジクの入ったパン。これが当たりだった。ドイツパンのような酸味のあるタイプのいわゆる黒パンに、イチジクが練りこんである。これに塩分のほとんどないクリームっぽいバターを塗ると、止まらない。フランスはパン王国だ。そして本当に美味しいものをよく知っている。

(イチジクのことをフランス語でフィグという。ラテン語圏は大抵そうみたい)

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La Mosquée de Paris

la mosquee la mosquee la mosquee eiffel tower

北アフリカ系移民が多いフランス。パリではその文化を満喫することもできる。ミントティーを飲んだり、クスクスやタジン料理を食べたり。ハマムも割とある。

ちょっと入りづらいようなラ・モスケーの入り口に一歩踏み入れると、パリにいることを忘れる。
ここにはカフェ、レストラン、ハマムがあり、地元の人も観光客も、アラブ系の人も、ありとあらゆる人が来ている。
ハマムと食事を両方楽しめる料金プランもあるようだ。食事は1人前で2人前出てくるので、複数で行ってシェアするのがおすすめ。ミントティー1杯2ユーロで、ちょっとだけ雰囲気を味わうのもいい。

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美術館

musee musee le petit palais

今も昔も芸術家の集う街、パリ。美術館の充実っぷりは素晴らしい。博物館もなかなか。
色んな国を訪れて色んな町の美術館に行ったけれど、パリはもちろんトップレベル。内容の充実度もさることながら、作品の見せ方も相当洗練されている。ずっと価値ある芸術作品を扱い続けてきたのだ。

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お馴染みノートルダム寺院

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パリのおすすめサルサ場

店名:Barrio Latino

住所:46, rue du faubourg Saint Antoine, 75012, Paris

Metro: Bastille (Sortie:2番を出て直進、歩5分)

Website: http://www.buddha-bar.cm/new/barrio.php

毎週日曜のみ:
14:00-15:30 初中級レッスン (DJタイムとあわせて) 12ユーロ
15:30-21:00 DJタイム (フリーダンスタイム)    7ユーロ

店もレストランも閉めてしまって、映画館と公園と美術館くらいしか行くところのない日曜日のパリで、サルサの心得のある人は午後ここで汗を流しましょう。もちろん踊れなくても初心者レッスンがあるので安心。
※床がかなり滑るので気を付けて!


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