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アルゼンチン(再)

ブエノス・アイレスだけなんだけどね。

ブエノス・アイレス

2010年1月21日〜24日

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プエルト・マドリンからも途中2泊のキャンプを経て、ブエノス・アイレスまでただひたすら走った。
最初はパンパだが、コロラド川を渡ったところでパタゴニアを抜け、一気に湿気を感じて木々の背が高くなる。急に暑くなるので皆トイレ休憩の度にガソリンスタンドやトラックの中で、靴下や長袖シャツをどんどん脱いでいく。虫の数も増え、日本の真夏にも負けない暑さ。

ブエノス・アイレスはさすが南米のパリと呼ばれるだけあってきれいな町並みだが、パリに比べると容赦なく暑く、湿度が高い。ホテルに着いて久しぶりにメールをチェックすると、彼からメールが届いていた。休みが取れたので、私の滞在と日程を合わせてブエノス・アイレスに来ているとの内容だった。
なんという情熱的な行動力。しかしリオで会えない可能性が高かったし、このチャンスを逃したら私がツアー終了後にアマゾンに行くしか会える手立てがなかったのだ。

ブエノス・アイレスでも色々予定が組まれているのでずっとはいられないが、睡眠時間を削ってなるべく一緒にいた。パリっぽさ全開のパレルモ地区で買い物し、地下鉄にも乗ってみた。ブエノス・アイレスの地下鉄の車両は日本の丸ノ内線のお下がりで、「禁煙」という表示がそのまま残っていた。システムはパリのメトロっぽく、どちらも懐かしい。

私は特に感じなかったのだが、やはり治安は悪いらしい。グラハムが夕方路上でひったくりにあった。幸いなことに彼のデジタル一眼の入ったバッグは自力で奪い返すことができ、未遂に終わったそうだが。
一方ウシュアイアから航空券を買って先に来ていてファラは、クラブ三昧で1週間くらい寝ていないと言っていたが、暑いので何度もシャワーを浴びにホテルに戻ってきた。

ここでは彼との時間以外は、お目当てのタンゴレッスン、タンゴショー、タンゴシューズ購入と、ひたすらタンゴ三昧。8年前友人にお茶の水のタンゴ喫茶に連れて行って貰ったときは、まさかその後の人生で自分が本場ブエノス・アイレスに行ってタンゴを踊るなんて考えもしなかった。人生には何が起こるか分からないものだ。おまけにアルゼンチンでブラジル人と出会い、恋をして、こうしてデートなんてしている。
3日程度の滞在はあっという間に終わり、彼はリオに帰り、私はまたクムカのツアーと共に先へ進む。次にいつ会えるのか全く分からなかった。

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