サン・イグナシオ(San Ignacio Mini)
2010年1月27日
世界遺産「グアラニーのイエズス会伝道所群」のひとつであるサン・イグナシオ・ミニの素敵な遺跡を訪れる。これ、正直何なのかよく分からずに連れてこられただけだった。
あとからWiki
で調べてやっと意味が分かった程度。
けれど丁度遺跡が夕日に染まる時間帯で、遠くの森の木々のシルエットが際立って、非常に美しかった。
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プエルト・イグアス(Puerto Iguaz)
2010年1月29日
いよいよ念願のイグアスの滝へ。これはブラジルとアルゼンチンの二国間にまたがっているため、まずはアルゼンチン側のイグアス国立公園へ行き、ボートクルーズで滝に打たれる。
あまりの水量に、滝の真下まで行くことはできないが、充分ずぶぬれになる。水が目に入るのであまり直視できないが、見上げるとすごい量の水が落ちて来るのが見える。こんな光景見たことがない。水はぬるくて、強めのシャワー程の強さで、気持ち良い。とにかく全身容赦なくずぶぬれになり正に滝行だが、テンションが上がり、皆ではしゃいでゲラゲラ笑った。
アルゼンチン側からは、大小あるこれらの滝の中でも一番大きな「悪魔の喉笛(Garganta del Diablo)」の上に行くことができる。イグアス川が最も大きな滝になる瞬間を見ることができるのだ。素晴らしい眺めだった。水しぶきが煙のように噴き上がっていて、その白いもやが勢いを増すと虹が現れる。滝が生まれる瞬間のパワーを間近に感じられる一番のスポットだった。水しぶきで再度ずぶ濡れになったが本当に達成感があった。
尽きることなく流れる水。周辺の植物はつやつやと光って楽園のようだ。水があるとはこんなにありがたいことなのだ、と肌で感じる。この旅の前半では圧倒的に、乾いた砂漠のような場所に行くことが多かったので、イグアスに近付くにつれて木々が徐々に生い茂り、あっという間にジャングルのような様相を見せたので、水の威力を感じずにはいられなかった。園内には動物園のように、アナグマ、トカゲ、色彩豊かな蝶や鳥が暮らしていた。
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